節約エアコン生活

暖房器具といっても石油ファン・ヒーターやエアコン、電気コタツ、電気カーペットetc…
いろいろあるけれど、効率が良くて安全でクリーン、コストもかからないものってないのかな〜。
 
これって贅沢な要望?
 
暖房器具にもそれぞれ長所、短所があるのよね。
 
それらを理解した上で上手に使うことが大事。うまく使えば、効率良く、しかも燃料費を抑えて部屋を暖めることができるわ。


ファン・ヒーターといえば、灯油を使う石油ファン・ヒーターがお馴染み。
使いやすくて、暖房効率が高く、器具も燃料費も安いといったらこれが一番かな。

そうね、灯油を入れるのが面倒だけど燃料費が安いという利点があるわ。

でも旧式のものだと点火したときに灯油のニオイが気になるかも。
石油ファン・ヒーターを使うときは換気に十分注意しないとダメよ。

一酸化炭素中毒のことかな?

そう、閉め切った部屋の中で石油を燃焼させると、室内が酸欠状態になって、
一酸化炭素という猛毒のガスが発生するのよ。

このガスは健康にとっても良くないから厳重注意よ。

ひゃ〜っ!換気は絶対にします!
でも窓を開けると部屋が一気に冷えこんじゃう。

たしかに窓を全部開けると、室内の温度が急激に下がってしまうわね。
そういう時は、一ヶ所の窓を全部開けるのではなくて、空気の流れを考え、二ヶ所の窓を少しだけ開けるといいのよ。
空気の流れがスムーズになるから短時間で換気ができるわ。このほうが室温も急激に下がらないのよ。

でも、単に二ヶ所開ければ良いというのではなくて、風上側と風下側で開口して風が部屋内を通り抜けられるように流れに注意してね。

なるほど〜。あと石油ファン・ヒーターの上手な使い方や技はないの?((^。^;)

う〜ん、効率良く暖めるには置き場所が大事ってことかしら。
冬子さんはどこに置いているの?

身体を早く温めたいから、自分が座る近くかな。

それは間違い。自分の近くに置いたほうが暖かくなるような感じがするけれど、暖房効率が良いのは窓側なのよ。
窓側は、外からの冷やされた空気が入ってくるから、ファン・ヒーターを窓を背にしておくと、暖かい空気が冷気を押し上げて、部屋全体が暖かくなるの。

(^_^)勉強になりました〜。


◇石油ファン・ヒーター まとめ◇

メリット
・暖房効率が高く、器具・燃料費が安い

デメリット
・灯油を入れるのが面倒
・換気に注意しなくてはならない

小技編
・換気は、空気の流れを考え、窓を二ヶ所開けたほうが 短時間ですむ ・窓側に置いたほうが暖房効率が良い


やっぱり暖房器具の一番人気はエアコンかな。暖かくなるのが一番速いし、空気を汚さず、部屋をまんべんなく暖めてくれるのが魅力よね。

でも常時入れてると、電気代がとてもかかるぅ…。

そうね、エアコンは人気が高いけど、コストが高くつくのが難点かしら。
しかもエアコンをガンガン入れてるわりには部屋が寒い…なんて声もよく聞くわ。

うちは赤ちゃんとお年寄りがいるから、コストがかかってもエアコンの方が良いのだけど、う〜ん…でも、電気代減らしたい…それにもう少し暖かくしたい。

できないことはないわ。下にエアコンを上手に使う方法を書いたから読んでみて。
これだけでかなり違うのよ。


◇エアコンを上手に使う方法◇

★☆フィルターの掃除☆★
フィルターにゴミやホコリがつまっていると風量が低下して、効きが悪くなり電気代の無駄。故障の原因にもなるから2週間に一度は掃除してね。

★☆エアコンのルーバー(風向板)は下向きに☆★
ルーバーの向きが夏の使用時のまま水平になっていないかしら。暖かい空気は部屋の上にたまる性質があるから、どうしても部屋内の上と下に温度差ができてしまうの。エアコンをガンガン入れてもなんだか寒いというのはこのためかも。ルーバーを下向きにすると、温度差が少なくなって暖房効率が良くなるわ。

★☆吹出口をふさがない☆★
室内機の吹出口の近くに家具やカーテンなどの障害物があると暖かい空気が遮断され、暖房効率が悪くなってしまうわ。室外機も同様。カバーがかかったままにしてない?放熱の障害となるようなものは置いてないか注意してね。

★☆タイマーを使う☆★
常時スイッチを入れっぱなしでは電気代がかかってしまうわ。外出するときはタイマーセットをしたり、寝るときもおやすみタイマーなどを上手に利用して節電しましょ。

★☆電気カーペットと併用☆★
電気カーペットを併用すると、エアコンの温度設定を低くしても床面が暖められるから寒く感じないの。足元が暖かいと不思議と寒くない。エアコンもつけているからカーペットの温度は「弱」でOK。エアコン(温度は低く)+電気カーペット(弱)が賢い使い方。
エアコンだけならかなり暖めないと暖かさを感じないけれど、併用なら同等の暖かさを得ることができ、この方が消費電力も少ないのよ。

★☆カーテンを上手に使う☆★
窓を閉めていても外の冷気はガラスを伝って入ってくるの。冷気を遮断したり、暖かい空気を部屋から逃がさないためにもカーテンを上手に使いたいわ。丈を長くしたり、薄手の生地を厚手のものに変えるだけでかなり違う。


参考になったかしら。これだけでかなりの省エネになるのよ。試してみて。

そうそう、エアコンには除湿効果があるから、結露の心配はないけど、逆に湿度不足で乾燥するのよ〜。
ただでさえ乾燥肌なのに肌はガサガサ…ゲホッゲホッ!
咳も出るのよね〜(×.×)

エアコンを使うときにも換気は必要ね。今は空気清浄機や熱を逃がさないで
換気ができる空調換気扇もあるから使うと便利かも。エアコンのスイッチのつけ始めは、
ホコリやゴミが一気に吹き出してくるから、換気は最初に行うのが大事。
空気の乾燥が気になるなら加湿器も有効だけど、暖房中の湿度は50%くらいが丁度いいわね。

電気暖房といっても蓄熱ファン・ヒーターや電気コタツ、電気カーペット、電気毛布までいろいろ。
部屋が汚れない、臭くならない、湿気を出さないという点は良いけど電気代がかかりそ〜。

そうね、安全で短時間で暖まるけど、暖房器具の中では電気暖房が一番コストがかかるかも。ある電気メーカーの統計では、電気を使う暖房房器具の中で一番電気代がかかるのが、

1位 蓄熱ファン・ヒーター
2位 エアコン
3位 電気カーペット
4位 コタツ

となっていたわ。電気暖房も安く、快適に上手く使いたいわね。

電気カーペットは、エアコンと併用すると良いって前にも言っていたけど、これはおすすめね。

あと、電気カーペットにするときは、床面に配慮して。
フローリングなどの断熱性の低い床面の場合は、熱が床に取られて電気の無駄。
フローリングに電気カーペットを敷くときは、保温性の良い敷物やマットをもう一枚敷くと非常に効果的よ。

うちはエアコンと電気カーペットの併用ではなくて、エアコンと電気コタツの併用なの。
タツには電気を入れなくても十分あったか。

ところで、電気を入れるとコタツの板の裏に水滴のようなものができるけど、あれ何?

結露よ。ほら、冬場では窓や壁にできるでしょ。
部屋の湿度が高かったり、布団が湿っているとできやすいのよ。
板の水滴をふきとって、まめに干しましょうね。
湿気を吸い取りやすいように布団の下にもう一枚大きな布をかけてもいいかも。
保温効果も上がるから試してみて。



うちは、保温効果を上げるのにコタツの掛け布団の生地を厚手のものに変えたの。
これだけでかなり暖かさが違う。
電気代も節約できちゃう。

それは賢い方法。あと、スイッチは常時入れっぱなしにしないで、人数によって温度を調節したり、離れるときにはスイッチを切るよう
節電を心がけましょうね。
あと、電気暖房といえば蓄熱ファン・ヒーターがあるけど、一気に暖まるという利点はあるけど、 確かに電気代がかかるわね。
これは石油ファン・ヒーターのところでも説明したけど、置き場所に注意したいわね。冷気の入ってくる窓側に置くというのがポイント。

電気暖房といえば、電気毛布はどうなのかな。私、冷え性だから冬場は欠かせないのよね。

電気代は意外と安いのだけど、ヒーターを内蔵している暖房器具を使うときは、低温やけどに注意してね。長い時間、ヒーターが皮膚に触れていると赤くなったり、ひどくなると水ぶくれができるのよ。寝るときは、温度を低めに設定してね。


◇電気暖房 まとめ◇

メリット
一気に暖まり、空気が汚れない・臭くない・湿気を出さない

デメリット
コスト(電気代)が最もかかる

小技編

      • 電気カーペット---

・エアコンと併用すると良い
・フローリングの床に敷くときは、下に敷物やマットを敷くと保温性が上がって効果的

・掛け布団を厚手のものに変える
・離れるときはスイッチをまめに切る

      • 蓄熱ファン・ヒーター---

・窓側に置いたほうが暖房効率が良い

      • 電気毛布---

低温やけどに注意

う〜ん、勉強になった。かなり節約できそうな気がする(^。^)

寒さが身にしみる今日このごろ…
暖房器具を効果的に使って快適な冬を過ごしましょうね。